「いのち」を耕すコトバを見つけに

読書系ブログです。「いのち」を耕し、豊かにしてくれるコトバを見つけに、本の森へと分け入っていきたいと思っています。

読書と「書く」ことについて

おはようございます。

今回は、本を読むことと「書く」ということとの関連性について私見をまとめてみたいと思います。いつものように、あっちへフラフラ、こっちへフラフラとすると思いますが、最後までおつき合い下さいますと幸いです。

 

 

「インプット/アウトプット」ではなく

本は「読む」ものであって、「インプット」や「インストール」するものではありません、という暴論から始めたいと思います。インプット/アウトプットという言葉を使いたいなら、どうぞ「入力/出力」と置き換えてみてください。(紙の)本のページを繰り、線を引いたりメモやノートを取ったりという身体感覚がない言葉であることに気がつかれるのではないでしょうか。

そう、読書は「全身」で行う行為なのです。その意味では、齋藤孝さんが「読書はスポーツである」とおっしゃっていることは一理あると思います(『読書力』岩波新書など)。

本は「データ」ではありません。切れば著者の血が流れ出るような、誤解を恐れずに言えば「生きもの」です。それを自らの血肉化するのが読書であり、読むという営為であると考えます。見栄えのする、「インプット/アウトプット」という言葉に惑わされてはいけないと思います。読書とは、徹頭徹尾「みっともない」営為です。

本は読んだら、「書く」ことも必要

読書体験を「血肉化」する

では、どうすれば血肉化することができるか。それについて考えてみます。

現在の私の段階では、まずは「自他」の区別がつかないほどに一体化する、というのがせいぜいです。「一体化」の目安としては、その本に書かれていたことを否定されると、わが事のような痛みを感じるというところではないかと思います。もちろん、どこからが自分の意見で、どこまでが出典によるものであるかについての切り分けは慎重であるべきです。たぶん、私も「この先」を目指さないといけないのだと思いますが、何を頼りとするべきなのかは、まだわかっていません。

そこでオススメしたいのが、「読んだこと」について「書く」ということです。それには、

・メモや読書ノートをとる

・管理サイトを利用する

・ブログを書く

などを挙げておきたいと思います。特に管理サイトは、同じ本を読んだ他の人の意見に接することができるので、利用する価値が高いと思われます。これについては後述もします。

忘れるために書く

「血肉化するために」書くことをオススメしたわけですが、相反することではありますが、少なくとも私の場合、書いた内容を忘れてしまうことがあります。ほとんどと言っていいかもしれません。中には、それを書いたということ自体を忘れてしまっていることがあります。しかし、それでいいのだと思っています。忘却による、記憶のロンダリングです。ここで、意識するとしないとにかかわらず、真に自分にとって必要なものであるのかないのかが取捨選択されていきます。忘れてしまい、思い出せないことは、当面「不要」なことであるかもしれませんし、逆に必要なことであれば、再読すればよい。否、するべきなのです。再読ということについては、ここでは立ち入りません。もう少し、内的に熟してきたら書いてみたいと思っています。

当然のことではありますが、書かれていなければ「再読」のしようもない。話を端折っていうと、人は書いたようにしか人間形成ができないのだとさえ考えています。

オススメ管理サイト・2つ

長くなってきたと思われますので、これを最後の項目としたいと思います。読書についての管理サイトを2つご紹介しておきます。

読書メーター

bookmeter.com

どちらかと言うと、次の「本が好き!」さんよりは親しみやすい作りとなっていると思われます。本を通じたSNSといった趣きです。

本が好き!

www.honzuki.jp

こちらは、やや長文の感想やレビューを書くのに適していると思います。

もう1つ大きなサイトがあるのですが、そこは本に特化していないゆえに(=CDやDVDなども管理できてしまう)、それが「ノイズ」になりやすいと思われます。

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こういったサイトや読書ノート、ブログ等として「書く」ことで外部化する。時として、それを「忘れる」ことのフィルタにかける、必要に応じて書いたものや本そのものを再読するといった、一連のプロセスを踏むことによって、本に書かれていることが内面化され、血肉化するのではなかろうかと思っています。

 

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昨夜書いたものを見直しました。恥の多い文ではありますが、このまま公開させていただきます。最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

茶箪笥

 

 

 

 

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